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地域に根ざすB型事業所へ!相談支援事業所との連携強化術

地域に根ざすB型事業所へ!相談支援事業所との連携強化術

2026年02月03日 09:20

Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!前回のホームページの話、いかがでしたか?


Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!さっそくホームページを見直しましたよ。利用者さんやご家族の目線で考えると、改善点がたくさん見つかって驚きました。これで問い合わせが増えるといいな。


Bさん: 素晴らしいですね!ホームページが「事業所の顔」なら、今日お話する相談支援事業所との連携は、集客における「心臓」と言っても過言ではありません。


Aさん: 相談支援事業所ですか…。挨拶には行っているんですが、なかなか関係性が深まらなくて。どうすればいいんでしょう?


Bさん: 実は、安定した集客を目指す上で、相談支援事業所との連携はとても重要です。


Aさん: なぜですか?


Bさん: 相談支援員さんは、利用者さんの状況やニーズを一番よく理解しています。そして、その方に合った事業所を日々探しています。ある調査によると、就労継続支援B型事業所の利用者の紹介元として、相談支援事業所からの紹介が最も多いというデータも出ているほどです。


Aさん: そうなんですね!でも、地域によっては違うと聞きましたが…?


Bさん: おっしゃる通りです。地域や事業所の特性によって、割合は変動します。ただ、どの地域でも相談支援事業所が主要な紹介元であることに変わりはありません。ですから、相談支援員さんに**「この事業所なら信頼して任せられる!」**と思ってもらうことが、集客に直結するんです。

Aさん:でも、具体的に何をすればいいんでしょうか?


Bさん: はい、今日は「顔の見える関係」を築くための、効果的な連携強化術を3つのステップに分けてお伝えします。

ステップ1:事業所の強みと専門性を明確に伝える

Bさん: まずは、あなたの事業所がどんな「個性」を持っているのかを、相談支援員さんにしっかり伝えることが大切です。相談支援員さんは日々多くの利用者さんを担当しているので、事業所の特徴を明確にすることで、利用者のニーズに合った紹介がしやすくなります。


Aさん: 私たちの強み、ですか…。漠然と「利用者の皆さんに寄り添うこと」しか思い浮かばないです。


Bさん: それも素晴らしい強みですが、もう少し具体的にしてみましょう。

作業内容の専門性

例えば、「PCを使ったデータ入力作業に特化しているので、一般就労を目指す方のスキルアップに繋がります」といった具体的なアピール。

支援体制

「医療ケアが必要な利用者さんも安心して受け入れられる体制があります」「特に精神障がいを持つ方の支援に力を入れています」など、専門性を伝えるのも効果的です。

Aさん: なるほど!漠然としていた部分が、はっきりしてきました。これをどうやって伝えればいいですか?

Bさん: そこで、前回お話したホームページが武器になります。事業所の強みをホームページにまとめておくと、「詳細はホームページをご覧ください」と案内するだけで、スムーズに情報を提供できます。

ステップ2:アナログとデジタルの両方で「顔の見える関係」を築く

Bさん: 次に、信頼関係を築くための具体的なアクションです。デジタルツールと、直接会うアナログな方法を組み合わせるのがポイントです。

Aさん: 最近はなかなか直接訪問する時間もなくて…。

Bさん: 確かに、日々の業務で忙しいですよね。だからこそ、ちょっとした工夫が大切になります。

定期的な情報提供

アナログ: 季節のご挨拶を兼ねたお手紙や、事業所の活動内容をまとめたニュースレターを送ってみましょう。

デジタル: 事業所のブログやSNSで日々の活動を発信し、その更新情報をメールで定期的に送るのも有効です。

交流の場を設ける

アナログ:「事業所見学会」や「個別相談会」を開催し、相談支援員さんを招待しましょう。実際に事業所の雰囲気を肌で感じてもらうことが、一番の信頼に繋がります。

地域で開かれる「相談支援事業所向けの情報交換会」には積極的に参加して、顔と名前を覚えてもらいましょう。

デジタル:オンラインでの情報交換会も有効です。Web会議ツールを使って、事業所のスライド紹介やQ&Aコーナーを設けると、遠方の相談支援員さんとも繋がれます。

ステップ3:レスポンスを早く、丁寧な対応を心がける

Bさん: 最後に、最も基本的なことですが、とても重要なポイントです。相談支援員さんからの連絡には、できるだけ早く、丁寧に対応することです。

Aさん: 毎日忙しくて、つい連絡が遅れてしまうこともあって…。

Bさん: お気持ちはよく分かります。でも、相談支援員さんは多くの利用者さんを抱えているので、スムーズな連携を求めています。

電話やメールが来たときは、すぐに「〇〇の件、確認して折り返します」と一報入れるだけでも、相手への安心感は大きく変わります。

見学や体験利用の依頼があった場合も、迅速に対応することで、「この事業所は動きが早いな」と良い印象を与えることができます。

Aさん: 些細なことだけど、信頼に繋がるんですね。日々の連絡を改めて見直してみます!

まとめ

相談支援事業所との連携は、集客の土台を築くこと

Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。ホームページが事業所の顔なら、相談支援事業所との連携は、まさに集客の土台を築く作業です。

Aさん: 営業って聞くと難しいイメージでしたが、地道な信頼関係を築くことが大切なんですね。

Bさん: はい、その通りです。一つひとつ誠実な対応を積み重ねていけば、必ず「この事業所なら安心して任せられる」と信頼され、安定的な集客に繋がっていきます。

次回は、「GoogleマイビジネスやSNSを活用したWeb集客術」についてお話します。お楽しみに!

【Q&A】相談支援事業所への営業・連携強化に関するよくある質問

Q. 自事業所の「強み」と言われても、特別な設備がなくて思いつきません。

A. 「誰の役に立てるか」という視点で、既存の機能を具体化してみましょう。

特別な設備がなくても、「PC作業がある=一般就労に向けたスキルアップができる」「看護師がいる=体調に波がある方でも通いやすい」といった翻訳が可能です。漠然と「寄り添います」と言うのではなく、「どんな悩みを持つ利用者に最適か」を言語化することが、選ばれる強みになります。


Q. 忙しい相談支援員さんに何度も訪問すると、迷惑がられそうで不安です。

A. 訪問だけでなく、「ニュースレター」や「メール」を活用しましょう。

毎回アポを取って訪問する必要はありません。季節ごとの活動報告(ニュースレター)を郵送したり、空き情報をメールで送ったりするだけでも十分な接触になります。相手の時間を奪わず、かつ定期的に思い出してもらう工夫(単純接触効果)が信頼関係を深めます。


Q. 挨拶回りをしているのに、なかなか紹介が来ないのはなぜですか?

A. 「必要なタイミング」に思い出してもらえていない可能性があります。

相談支援員様が紹介先を探すのは、利用者のニーズが発生した「その瞬間」です。紹介が来ないのは、事業所が悪いのではなく、単にタイミングが合っていないだけかもしれません。「レスポンスを早くする」「定期的に情報を届ける」ことで、いざという時に一番に名前が挙がる存在を目指しましょう。

「もっと詳しく知りたい方」や「ご相談はこちら」↓↓↓