最強バイブル :【障害福祉サービス】選ばれる事業所になるための利用者獲得術

他の事業所と差をつける!専門性をアピールする方法

他の事業所と差をつける!専門性をアピールする方法

2026年02月03日 14:47

Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!前回の口コミの話、いかがでしたか?

Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!口コミの力、すごいですね。利用者さんに「毎日が楽しい」と言ってもらえた時、本当に嬉しくて。自然と良い口コミに繋がっていくんだと実感しました。

Bさん: 素晴らしいです!日々の支援が一番の集客になりますからね。さて、今回は、さらに一歩進んだ戦略をお話しします。

Aさん: どんな戦略ですか?

Bさん: 「専門性のアピール」です。就労継続支援B型事業所はたくさんあります。その中で、利用者さんや相談支援員さんに「この事業所は他の事業所と違うな」と思ってもらうことが大切なんです。

Aさん: 専門性ですか…。私たちの事業所は、特にこれ!という強みがない気がして…。

Bさん: 大丈夫です。どんな事業所にも、必ず独自の強みや得意なことがあります。今日は、その「専門性」を見つけ出し、効果的にアピールする方法を3つのステップで見ていきましょう。

ステップ1:事業所の「得意」を見つけ出す

Bさん: 専門性というと難しく聞こえるかもしれませんが、実は、皆さんが日々当たり前に行っている支援の中に隠されています。

Aさん: 普段の業務の中、ですか?

Bさん: はい。例えば、こんなことを自問自答してみてください。

どんな利用者さんを多く支援していますか?


精神障がい、知的障がい、身体障がいなど、特定の障がいを持つ方の支援に実績がありますか?

どんな作業に力を入れていますか?

データ入力、PCを使った軽作業、ハンドメイド、農業など、得意な作業はありますか?

どんな目標を持つ利用者が多いですか?

一般就労を目指している、生活リズムを整えたい、仲間と交流したいなど、利用者の目標に共通点はありますか?

Bさん: このように考えていくと、「うちは、PC作業を通じて一般就労を目指す方の支援が得意だ」「精神障がいを持つ方が落ち着いて過ごせる環境作りに力を入れている」といった、独自の専門性が見えてきます。

ステップ2:専門性を「見える化」してアピールする

Bさん: 自分の事業所の「得意」が見つかったら、次はそれをホームページやSNSで「見える化」しましょう。言葉だけでなく、具体的な内容で伝えることが重要です。

Aさん: どうやって見せればいいですか?

Bさん: いくつか方法があります。

専門プログラムの紹介

例えば「一般就労支援プログラム」として、ビジネスマナー講座や履歴書添削、模擬面接などを具体的なカリキュラムとして紹介しましょう。

作業実績の公開

「PCデータ入力作業で〇〇社の業務を受託しています」「ハンドメイド作品は地域のイベントで好評です」といった、実績を写真付きでアピールすると、専門性がぐっと伝わります。

職員の専門資格や経験を明記

職員に精神保健福祉士や社会福祉士などの専門資格を持つ人がいれば、それをホームページに記載しましょう。これだけで、相談支援員さんは「専門的な支援が受けられる事業所だ」と安心できます。

ステップ3:相談支援員さんと「専門的な話題」で話す

Bさん: 最後のステップは、見つけ出した専門性を、相談支援員さんとのコミュニケーションに活かすことです。

Aさん: 挨拶だけでなく、専門的な話をするということですか?

Bさん: はい、そうです。例えば、電話や訪問の際に、

「私たちの事業所は、特に〇〇障がいを持つ方の就労支援に力を入れています」

「最近は〇〇という作業を通して、利用者さんのPCスキルがとても向上しました」


「〇〇さんのような特性を持つ方には、この作業が向いているかもしれません」


といったように、具体的な専門性について話すことで、「この事業所は、私たちの利用者さんのことをよく考えてくれているな」と信頼してもらえます。

Bさん: 相談支援員さんは、多くの事業所の情報を持っています。その中であなたの事業所を印象付けるには、具体的な「専門性」を伝えることが、他の事業所との差別化に繋がるんです。

まとめ:専門性は「強み」であり「信頼」の証

Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。専門性のアピールは、ただ自慢するのではなく、「私たちは、〇〇な利用者さんの力になれます」と明確に伝えることなんです。

Aさん: 専門性というと大げさに考えていましたが、日々の支援を振り返ることから始められるんですね。なんだか自信が湧いてきました!

Bさん: はい、その通りです。次回は、集客の最終段階、「見学・体験利用の成約率を上げるための秘訣」についてお話します。お楽しみに!

【Q&A】就労継続支援B型の差別化・専門性アピールに関するよくある質問

Q. 「精神障がいの方に特化」など、ターゲットを絞りすぎると利用者が減りませんか?

A. 逆です。絞ることで、むしろ紹介数は増える傾向にあります。

「誰でも受け入れます」という事業所は、相談支援専門員から見ると「特徴がない」と映り、選択肢に上がりづらくなります。「精神の方ならお任せください」「PC作業ならここ」と旗を立てることで、「あの利用者さんにはあそこだ!」と第一想起されやすくなります。


Q. 特別な機材や高単価な作業がありません。「軽作業」だけで差別化できますか?

A. はい、可能です。作業内容ではなく「環境」を強みにしましょう。

例えば「箱折りなどの単純作業」は、「複雑な工程が苦手な方でも安心して取り組める」という強みになります。また、「パーティションで区切られている」「静かで落ち着いている」といった環境面への配慮も、対人不安がある方にとっては大きな選定理由(専門性)になります。


Q. 職員に特別な資格(精神保健福祉士など)がないと、専門性はアピールできませんか?

A. 資格だけが専門性ではありません。「実績」や「経験」も立派な武器です。

「引きこもりの方の支援経験が長いスタッフがいる」「過去に〇名を一般就労へ送り出した実績がある」といった事実(ファクト)は、資格以上に説得力を持ちます。まずは自事業所の「成功事例」を棚卸ししてみることをおすすめします。

「もっと詳しく知りたい方」や「ご相談はこちら」↓↓↓