最強バイブル :【障害福祉サービス】選ばれる事業所になるための利用者獲得術

利用者獲得の視点から考える「事業所の見直し」

利用者獲得の視点から考える「事業所の見直し」

2026年02月03日 15:08

Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!パンフレット作り、いかがでしたか?

Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!Webと紙媒体、両方を活用することの大切さがよくわかりました。さっそく、ターゲット別に内容を分けて作ってみます。

Bさん: 素晴らしいです!集客の準備は万端ですね。さて、今回は、今までとは少し視点を変えて、「集客のために、事業所をどう見直すか」というテーマでお話します。

Aさん: 集客のために、事業所を見直す?どういうことですか?

Bさん: はい。ホームページやSNS、パンフレットがどんなに魅力的でも、肝心の事業所が利用者の期待に応えられなければ、利用には繋がりませんし、離職にも繋がってしまいます。集客を成功させるためには、事業所そのものの「魅力」を高めることが不可欠なんです。

Aさん: なるほど…。でも、何から見直せば良いんでしょうか?

Bさん: はい。今日は、集客に直結する3つのポイントをお伝えします。

1. 作業内容を「集客ツール」として見直す

Bさん: 毎日行っている作業は、実は最強の集客ツールになり得ます。利用者さんやご家族は、「どんな作業をすることで、どんな力が身につくか」という点をとても気にされます。

Aさん: でも、うちの作業は特別なものではないですし…。

Bさん: 大丈夫です。大切なのは、作業の「意味」や「目的」を明確にすることです。

例1:単純作業

ただの「軽作業」ではなく、「正確性や集中力を高める作業」として見せる。


「将来、一般就労で求められる作業スピードを身につけられます」と伝える。

例2:PC作業

ただの「データ入力」ではなく、「将来の就労に活かせるPCスキル習得のための作業」として見せる。

実際の仕事内容を想定したカリキュラムを組むなど、スキルアップに繋がる仕組みを導入する。

Bさん: 作業内容に「意味」を持たせることで、利用者さんは「ただ作業をするだけじゃないんだ」と感じ、目標を持って取り組むことができます。これは、見学に来た方への説得力も増します。

2. 環境整備で「安心できる居場所」をアピール

Bさん: 次に、事業所の「環境」です。利用者さんやご家族は、見学の際に事業所の雰囲気をとてもよく見ています。清潔感や安全性が確保されていることはもちろんですが、「居心地の良さ」も重要なポイントです。

Aさん: 居心地の良さ、ですか?

Bさん: はい。例えば、こんな工夫をしてみましょう。

作業スペースと休憩スペースの明確な区切り: オンとオフを切り替えることで、利用者がメリハリをつけて過ごせます。


個別の作業スペースの確保: 集中したい方のために、パーテーションで区切られたスペースを用意するなど、配慮を見せましょう。

共有スペースの充実: みんなで休憩できるテーブルや、自由に使えるお茶のサービスなど、利用者さん同士が交流しやすい場所を設けましょう。

Bさん: 見学に来た方が「ここでなら安心して過ごせそう」「自分の居場所になりそう」と感じられるような空間作りを心がけることが、成約に繋がります。

3. スタッフの専門性とチームワークを見直す

Bさん: 最後に、最も大切な「人」です。利用者さんやご家族は、最終的に「この人たちになら任せられる」と信頼できるかどうかで事業所を選びます。

Aさん: 職員のスキルアップも集客に繋がるんですね。

Bさん: はい、繋がります。

専門性の向上: 職員が専門資格を取得したり、定期的に研修に参加したりすることで、支援の質が向上します。その実績は、ホームページなどで積極的にアピールしましょう。

チームワークの強化: 職員同士が円滑にコミュニケーションを取っているか、利用者さんをチームで支えられているかを見直しましょう。職員が生き生きと働いている姿は、見学に来た方にも良い印象を与えます。

Bさん: 利用者さんはもちろん、職員も事業所の「顔」です。職員の専門性と、チームとしての温かさが見学に来た方に伝われば、きっと安心して利用を決めてくれるはずです。

まとめ:利用者獲得は「事業所の魅力」を高めることから

Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。利用者獲得の最終目標は、「選ばれる事業所になること」です。そのためには、ホームページや営業活動だけでなく、事業所そのものの魅力を高めることが不可欠です。

Aさん: 表面的な営業だけでなく、日々の事業所運営を見直すことが集客に繋がるなんて、なんだか腑に落ちました。

Bさん: はい。事業所の魅力を高めることが、最も強力で持続可能な集客方法です。次回は、これまでの利用者獲得活動を振り返り、成功事例から学ぶ「利用者獲得戦略のPDCAサイクル」についてお話します。どうぞお楽しみに!

【Q&A】就労継続支援B型の事業所改善・魅力アップに関するよくある質問

Q. 作業内容が「軽作業」ばかりで、他の事業所のような特別なスキルが身につきません。

A. 作業そのものではなく、作業の「目的(意味づけ)」をアピールしましょう。

例えば単調な箱折り作業でも、「集中力を養うトレーニング」「根気強さを身につける」と定義すれば、一般就労に向けた立派な訓練になります。「この作業を通じて、どんな力が身につくか」を言語化し、利用者様に伝えることが重要です。


Q. 建物が古く、設備の整った新しい事業所に比べて見劣りしてしまいます。

A. 設備の新しさよりも、「ゾーニング(空間の使い分け)」が重要です。

建物が古くても、「集中して作業するエリア」と「リラックスして休憩するエリア」を明確に分けたり、パーティションで視線を遮ったりする工夫は可能です。こうした「特性への配慮」が見える環境こそが、利用者様やご家族にとっての「居心地の良さ」に繋がります。


Q. 職員の経験が浅く、専門性をアピールするのが難しいです。

A. 「チームワークの良さ」や「学ぶ姿勢」も立派な専門性です。 ベテランがいなくても、職員同士が笑顔で連携していたり、研修に積極的に参加している姿は、見学者に好印象を与えます。「完璧な支援」ができなくても、「チーム全員で利用者を支える雰囲気」があれば、十分に信頼を獲得できます

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