
選ばれるグループホームになるためのホームページ作り
2025年09月02日 09:01
Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!前回のブログで、グループホームの集客は「暮らしのイメージ」を伝えることが大切だとお話ししましたが、いかがでしたか?
Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!はい、改めて考えたら、ホームページにただの設備情報しか載せていなかったなと気づきました。どうすれば、もっと「ここで暮らしたい!」と思ってもらえるようなホームページになりますか?
Bさん: 素晴らしい気づきですね!就労継続支援B型事業所と同じく、グループホームのホームページも、事業所の「顔」であり、入居希望者やご家族が安心して見学を申し込むための大切なツールです。今日は、選ばれるグループホームになるためのホームページ作りのポイントを3つお伝えします。
1. 「安心」を伝えるデザインと内容
Bさん: まず、ホームページ全体の雰囲気です。特にグループホームを探している方は、新しい生活への不安を抱えていることが多いです。そうした不安を和らげ、安心感を与えるデザインと内容を意識しましょう。
Aさん: どんなデザインが良いですか?
Bさん:
色使い: 派手な色ではなく、落ち着いたパステルカラーやアースカラーを基調にしましょう。温かみのある印象を与え、見る人の心を落ち着かせます。
写真: 間取りや設備だけでなく、生活の様子が伝わる写真を多く載せましょう。例えば、皆でリビングで談笑している風景、料理をしている風景、庭で植物を育てている風景などです。利用者のプライバシーに配慮しつつ、楽しそうな日常を写すことで、「ここで暮らしたい」という気持ちが高まります。
言葉遣い: 専門用語は避け、分かりやすく優しい言葉で説明しましょう。理念やミッションを伝える際も、「安心して自分らしく暮らせる場所」といった、共感を呼ぶメッセージを添えると効果的です。
2. 支援体制や職員の情報を具体的に掲載する方法
Bさん: ご家族や相談支援員さんが一番気にされるのが、支援体制や職員の情報です。「困ったときに誰が、どんな風にサポートしてくれるか」が明確になっていると、大きな安心に繋がります。
Aさん: 職員の情報って、どこまで載せればいいんでしょうか?
Bさん:
職員の紹介: 職員の顔写真(任意)と名前、担当業務、そして一言メッセージを載せましょう。例えば、「利用者さんとの毎日の会話を楽しみにしています」といったメッセージがあるだけで、親しみやすさが格段に上がります。
資格・経験: サービス管理責任者や、精神保健福祉士、介護福祉士などの専門資格を持っている職員がいれば、必ず記載しましょう。また、「〇〇病院で△年の勤務経験」といった具体的な経歴も、専門性をアピールする上で有効です。
夜間支援体制: 「夜間は職員が常駐しています」「緊急時には〇〇と連携しています」など、24時間の支援体制を具体的に記載することで、ご家族は安心して本人を預けられます。
3. 見学・体験入居を促す導線の作り方
Bさん: 最後に、ホームページを見に来てくれた方を、次のステップである「見学・体験入居」に繋げるための工夫です。どんなに良い情報が載っていても、アクションを起こしてもらえなければ集客には繋がりません。
Aさん: 確かに、どこに問い合わせればいいか分かりにくいホームページだと、やめてしまいますね。
Bさん: はい。
問い合わせ先の明確化: 電話番号、問い合わせフォーム、LINEなどの連絡先を、ページの目立つ場所に、分かりやすく配置しましょう。
見学・体験入居の案内ページ: 「見学・体験入居の流れ」といった専用のページを作りましょう。申し込みから入居までの流れをステップ形式で説明することで、利用を検討している方の不安を取り除きます。
「まずはお気軽にご相談ください」のメッセージ: 問い合わせをためらっている方に向けて、「見学はまだ…という方も、まずはお気軽にご相談ください」といったメッセージを添えると、ハードルが下がり、問い合わせ件数が増える可能性があります。
まとめ:ホームページは「安心」と「信頼」を届ける窓口
Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。グループホームのホームページは、単なる情報サイトではありません。「安心」と「信頼」を届けるための、大切な窓口です。
Aさん: 設備のことばかり考えていましたが、住んでいる人やサポートしてくれる人のことをもっと伝えるべきだったんですね。さっそく見直してみます!
Bさん: はい、ぜひ!次回は、地域のキーパーソンである「相談支援事業所」との信頼関係構築術についてお話しします。どうぞお楽しみに!
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