
紹介が広がる!満足度が最強の集客になる理由
2025年09月02日 08:57
Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!見学・体験入居の対応、いかがでしたか?
Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!教えてもらったヒアリング術を実践したら、利用者さんの不安が少しずつ分かってきて、安心してもらえるようになりました。成約に繋がると嬉しいです!
Bさん: 素晴らしいですね!見学は、信頼関係を築く大切な時間ですからね。さて、今回は、特別な営業活動をしなくても、自然と利用者が増えていく方法についてお話します。それは、「満足度を最大限に高めること」です。
Aさん: 満足度ですか。質の高い支援は心がけているんですが、それがどう集客に繋がるんでしょうか?
Bさん: 実は、既存の利用者さんやそのご家族からの紹介は、どんな広告よりも強い力を持っています。なぜなら、すでにサービスを利用している人の「生の声」は、最も信頼性が高いからです。今日は、そのための3つのポイントを見ていきましょう。
1. 質の高い支援が「自然な口コミ」を生み出す
Bさん: 口コミは、利用者さんの満足度が形になったものです。どんなにテクニックを駆使しても、利用者が心から満足していなければ、良い口コミは生まれません。
Aさん: 質の高い支援って、具体的にはどんなことですか?
Bさん:
一人ひとりに寄り添う支援: 利用者さんの個性やペースに合わせた支援を徹底しましょう。無理にやらせるのではなく、本人の「やってみたい」という気持ちを尊重することが大切です。
小さな成功を称える: 日々の生活の中にある小さな成長や変化を見逃さず、「〇〇さんが食器を片付けてくれて助かったよ」「最近、表情がとても明るくなったね」など、具体的に言葉で伝えてあげましょう。これにより、利用者さんの自己肯定感が高まり、「ここに来てよかった」という気持ちが強くなります。
居心地の良い雰囲気作り: 利用者さん同士が安心して交流できるような温かい雰囲気作りや、いつでも職員に相談できる安心感も重要です。
Bさん: このような日々の積み重ねが、利用者さんの心を動かし、「ここのグループホームは本当に良いよ!」という自然な口コミに繋がるんです。
2. 既存の利用者やご家族からの紹介を増やす方法
Bさん: 質の高い支援を提供しているのに、なかなか紹介に繋がらない場合は、少しだけ後押しをしてあげましょう。
Aさん: どうやって後押しすればいいですか?
Bさん:
感謝の気持ちを伝える:
既存の利用者さんやご家族に、「いつも〇〇さんが笑顔でいてくれて、私たちも嬉しいです」といった感謝の気持ちを、定期的に言葉で伝えましょう。
紹介のお願いをしてみる:
信頼関係が築けているご家族に、「もし、お知り合いでグループホームを探している方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちのホームをご紹介いただけると嬉しいです」と、丁寧にお願いしてみましょう。
「利用者の声」を掲載する:
以前お話ししたように、ご本人の同意を得て、ホームページに「利用者の声」や「ご家族の声」を掲載しましょう。他の人が参考にできる具体的な感想があると、紹介しやすくなります。
Bさん: 「このホームなら安心して紹介できる」という確信を、既存の利用者さんやご家族に持ってもらうことが重要です。
3. 退去後も良好な関係を続けることのメリット
Bさん: 退去後も良好な関係を続けることは、集客において非常に大きなメリットがあります。
Aさん: 退去した方からも集客できるんですか?
Bさん: はい。退去した方が「あのホームのおかげで、今の生活がある」と感じてくれれば、その方は強力な応援団になってくれます。
良い評判の拡散:
退去した方が、新しい生活の場で「以前住んでいたグループホームがとても良かった」と話すことで、良い評判が地域に広がり、新たな入居希望者に繋がる可能性があります。
OB・OGとしての協力:
定期的な連絡を続けることで、見学に来た方の質問に答えてもらうなど、OB・OGとして協力してもらえることもあります。これは、入居希望者にとって非常に説得力のある情報になります。
Bさん: グループホームは、人生の一時期を共にする場所です。退去後も良好な関係を続けることは、事業所の理念を示すことにもなり、信頼性をさらに高めていきます。
まとめ:信頼が「資産」になる集客戦略
Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。満足度の高い支援は、単なるサービス提供に留まらず、「信頼」という名の資産を生み出します。
Aさん: どんなに良い広告よりも、信頼が一番の集客になるんですね!なんだかやりがいを感じます。
Bさん: はい、その通りです。地道な努力が、必ず大きな成果となって返ってきます。次回は、地域の病院・関係機関との連携強化戦略についてお話します。どうぞお楽しみに!
「もっと詳しく知りたい方」や「ご相談はこちら」↓↓↓