最強バイブル :【障害福祉サービス】選ばれる事業所になるための利用者獲得術

利用者獲得は「楽しさ」から。まず見直すべき3つのポイント

利用者獲得は「楽しさ」から。まず見直すべき3つのポイント

2026年02月05日 09:44

Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!就労継続支援やグループホームの集客ブログ、お疲れ様でした。いよいよ生活介護事業所の利用者獲得についてお話できるのを楽しみにしていました。

Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!ありがとうございます。生活介護事業所は、就労支援やグループホームとはまた違う課題があって…。なかなか利用者さんが増えないのが悩みなんです。

Bさん: はい、お気持ちよく分かります。生活介護事業所の利用者獲得は、単に空きを埋めることではありません。利用を希望される方やご家族が「ここで自分らしく、楽しく過ごせるか」という、人生の「日常」を預ける場所を探しているからです。今日は、そんな生活介護事業所の利用者獲得を始める前に、まず知っておくべき大切なことをお伝えします。

1. なぜ「ただの営業」ではうまくいかないのか?

Bさん: 多くの事業所が「ただの営業」に終わってしまい、利用者獲得に繋がらないのはなぜだと思いますか?

Aさん: うーん、私たちの魅力が伝わらないから…でしょうか?

Bさん: それも一つの理由です。それ以上に、生活介護を必要とする方々が、サービスの「本質」を求めているからです。

ただの場所提供ではない: 利用者さんは、単に過ごす場所を探しているわけではありません。「生きがい」や「楽しみ」を見つけられる場所を求めています。

押しつけは逆効果: 「このサービスが素晴らしいですよ!」と一方的に伝えるだけでは、心は動きません。大切なのは、相手のニーズに寄り添い、「この事業所なら自分のやりたいことができそう」と感じてもらうことです。

Bさん: 生活介護の利用者獲得は、「営業」ではなく、「信頼関係を築く活動」だと捉えることが成功への第一歩です。

2. 利用希望者やご家族が重視するポイント

Bさん: では、利用を検討されている方々が、事業所を選ぶ際に特に重視していることは何だと思いますか?

Aさん: やっぱり、サービス内容や料金でしょうか?

Bさん: はい、それも大切ですが、それ以上に以下の3点を重視しています。

安心できる「人」: 職員の対応は親切か、利用者さん同士は仲が良さそうかなど、事業所の「人柄」を見ています。

豊かな「日常」: どんなレクリエーションがあるか、どんな活動を楽しめるかなど、具体的な「過ごし方」を想像しています。

きめ細やかな「サポート」: 個別の身体状況や障がい特性に合わせた支援が可能か、医療連携は充実しているかなど、専門的なサポート体制を確認しています。


Bさん: これらの情報は、パンフレットやホームページに載せるだけでなく、見学や体験利用の際に「見える化」することが非常に重要です。

3. 利用者獲得の第一歩となる「サービスの魅力」の再確認

Bさん: あなたの事業所の最も大切な魅力は何でしょうか?

Aさん: うーん…、毎日楽しく過ごしてもらうこと、でしょうか。

Bさん: 素晴らしいです!その「楽しい」をさらに具体的にしましょう。

活動内容の具体化: 「レクリエーション」と一括りにせず、「季節の工作」「音楽療法」「畑での野菜作り」など、具体的な活動をリストアップしてみましょう。

「楽しみ」の可視化: どんなに言葉で説明しても、写真や動画にはかないません。楽しそうに活動している様子を積極的に発信しましょう。

専門性の明確化: 「看護師が常駐しています」「アートセラピーの資格を持った職員がいます」など、専門性を明確にアピールすることで、他の事業所との差別化が図れます。


Bさん: サービスの魅力を再確認し、それを効果的に伝えることが、利用者獲得の第一歩になります。


Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。生活介護の利用者獲得は、「ただの営業」ではなく、「信頼」と「楽しさ」を伝える活動です。

Aさん: サービスの魅力を改めて見つめ直す良い機会になりました。次回も楽しみにしています!


Bさん: はい!次回は、見学・体験利用に繋がるホームページの作り方についてお話します。どうぞお楽しみに!

【Q&A】生活介護事業所の利用者獲得・魅力発信に関するよくある質問

Q. 特別な設備やイベントがありません。「楽しさ」をどうアピールすればいいですか?

A. 派手なイベントだけが「楽しさ」ではありません。「日常の心地よさ」を伝えましょう。

「ゆったりとした入浴」や「日向ぼっこ」、「手作りの美味しい給食」も立派な楽しみです。ご家族が求めているのは、テーマパークのような非日常ではなく、「本人が穏やかな表情で過ごせる日常」です。ささやかな笑顔の写真を増やすだけで、魅力は十分に伝わります。


Q. 重度の障がいをお持ちの方が多い場合も、「楽しさ」を強調すべきですか?

A. はい。「医療的ケア(安心)」があるからこそ「楽しめる」と伝えましょう。

ご家族は「安全」を第一に求めますが、同時に「病院のような無機質な生活はさせたくない」とも願っています。「看護師がいるからこそ、安心して散歩ができます」「吸引が必要な方も音楽療法に参加できます」というように、安心と楽しみをセットで提案することが最強のアピールになります。


Q. 「ただの営業」にならないためには、具体的に何を意識すればいいですか?

A. 「売り込み」ではなく「願いを聞くこと」から始めてください。

「空きがあります」と伝える前に、「今、ご自宅での介護で困っていることはありませんか?」「日中、本当はどんな風に過ごさせてあげたいですか?」とご家族のニーズ(願い)を深くヒアリングしてください。その願いを叶える手段として自社を提案すれば、それは営業ではなく「救いの手」になります。

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