
ただの紹介じゃもったいない!見学に繋がるホームページの作り方
2025年09月02日 09:39
Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!前回のブログで、生活介護事業所の利用者獲得は「楽しさ」を伝えることが大切だとお話ししましたが、いかがでしたか?
Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!はい、さっそく、活動の写真をたくさん撮り始めました!写真にすると、普段の事業所がいかに楽しそうか、改めて感じました。
Bさん: 素晴らしいですね!そうやって、自分たちのサービスの魅力を再確認することが、利用者獲得の第一歩です。今回は、その魅力を最大限に伝えるための「ホームページの作り方」についてお話しします。
Aさん: ホームページはありますけど、ただの事業所紹介になってしまっていて…。
Bさん: はい、ただの紹介ではもったいないんです!生活介護事業所のホームページは、「ここなら楽しそう」「ここなら安心できそう」と、見学者に心を動かしてもらうための、最強のツールになり得ます。今日は、そのための3つのポイントを見ていきましょう。
1. 「安心感」を伝えるデザインとコンテンツの工夫
Bさん: 利用を検討されている方々やご家族は、新しい環境への不安を抱えています。ホームページを訪れた瞬間に、「ここなら大丈夫」と感じてもらうことが大切です。
Aさん: どんな工夫をすればいいですか?
Bさん:
色使い: 派手な色ではなく、パステルカラーやアースカラーなど、優しくて落ち着いた色合いを使いましょう。
写真・動画: 設備の写真だけでなく、利用者さんが笑顔で活動している様子や、レクリエーションの風景など、楽しそうな日常を写した写真を多く使いましょう。
言葉遣い: 専門用語は避け、「誰にでも分かりやすい」言葉で説明しましょう。
2. 職員の専門性や温かさを具体的に掲載する方法
Bさん: 利用者さんやご家族は、「どんな人がサポートしてくれるのか」という点をとても気にされます。職員の専門性と人柄を伝えることで、大きな安心に繋がります。
Aさん: どんなふうに掲載すればいいですか?
Bさん:
職員紹介: 職員の顔写真(任意)と名前、担当業務に加え、「利用者さんと一緒に歌を歌うのが好きです」といった一言メッセージを添えましょう。
資格・経験: サービス管理責任者や介護福祉士、作業療法士などの専門資格を持つ職員がいれば、必ず明記しましょう。これにより、事業所の専門性がぐっと高まります。
サポートへの想い: 「私たちは、利用者さんの『やりたいこと』を一番に考え、一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています」といった、支援への想いを伝える文章も効果的です。
3. 見学・体験利用を促す導線の作り方
Bさん: どんなに良いホームページでも、見学や体験利用に繋がらなければ意味がありません。ホームページを訪れた人を、次の行動へとスムーズに誘導しましょう。
Aさん: どこに問い合わせ先を載せればいいですか?
Bさん:
分かりやすい問い合わせ先: 電話番号、メールアドレス、問い合わせフォームを、ページの目立つ場所に、分かりやすく配置しましょう。
見学・体験利用の専用ページ: 「見学・体験利用のご案内」といった専用のページを作り、申し込みから利用開始までの流れを、ステップ形式で説明しましょう。
「まずはご相談ください」のメッセージ: 見学をためらっている方に向けて、「まずは事業所の雰囲気を見てみたい、という方も大歓迎です。お気軽にご相談ください」といったメッセージを添えることで、問い合わせへのハードルを下げることができます。
Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。ホームページは単なる情報提供の場ではなく、利用者さんと「楽しい日常」を共有するための、大切なツールです。
Aさん: 設備の写真ばかりでしたが、これからは笑顔の写真や職員の想いをたくさん載せてみます!
Bさん: はい、ぜひ!次回は、地域の要となる「相談支援事業所」との信頼関係構築術についてお話しします。どうぞお楽しみに!
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