
「ここに決めます!」と言われる見学対応3つの秘訣
2025年09月02日 08:49
Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!SNSでの情報発信はいかがでしたか?
Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!はい、利用者の皆さんが楽しそうに活動している写真や動画を載せたら、お問い合わせが増えてきました!やっぱり「楽しそう」って伝わるのが大事なんですね。
Bさん: 素晴らしいですね!それはブログやSNSで「楽しい日常」が伝わった証拠です。ホームページやブログで興味を持ってもらったら、次は見学や体験利用に繋げる最終段階です。今回は、その成約率を上げるための対応術についてお話しします。
Aさん: 最後のひと押しですね!見学に来てくれても、なかなか利用まで繋がらなくて…。
Bさん: その気持ち、よく分かります。でも、見学に来てくれた時点で、あなたの事業所に興味を持っているのは間違いありません。あとは、その「興味」を「確信」に変えてもらうだけです。
Aさん: なるほど。具体的には、何をすればいいんでしょうか?
Bさん: はい。見学・体験利用の成約率を上げるための3つのポイントを見ていきましょう。
1. 問い合わせから見学当日までのスムーズな流れ
Bさん: 成約へのプロセスは、最初の問い合わせ対応から始まっています。最初の印象が悪ければ、見学の約束さえしてもらえないかもしれません。
Aさん: 電話の対応は気をつけているつもりですが…。
Bさん: はい。大切なのは、相手に「この事業所は安心できる」という印象を最初から与えることです。
迅速な対応: 問い合わせの電話やメールには、できるだけ早く返信しましょう。もしすぐに回答できない場合でも、「〇〇までに折り返します」と伝えるだけで、相手の不安は大きく解消されます。
スムーズな日程調整: 問い合わせ時に、見学希望日をいくつか提案し、スムーズに日程を確定させましょう。
事前の情報共有: 見学日時や場所だけでなく、当日お会いする担当者の名前、事業所の簡単な案内、持参いただくものなどを事前に伝えておくと、相手は安心して見学に臨めます。
2. 不安を解消する「ヒアリング術」
Bさん: 見学当日は、事業所の説明だけでなく、利用希望者やご家族が抱えている不安を丁寧に聞くことが最も重要です。
Aさん: つい、事業所の良いところをたくさん伝えようとしてしまいます…。
Bさん: もちろん、良い点を伝えることも大切ですが、その前に「相手が何を一番気にしているか」を把握しましょう。
「なぜ生活介護を検討しているのか?」: この質問から、利用希望者の現在の状況や、事業所に求めるものを知ることができます。
「どんな活動に興味がありますか?」: 塗り絵、音楽、工作など、興味のある活動を聞くことで、その方に合った過ごし方を提案できます。
「生活する上で、特に不安なことはありますか?」: 日常生活における困りごとや、医療的なケアなど、不安な点を引き出すことで、それに対する具体的なサポート体制を伝えることができます。
Bさん: 丁寧にヒアリングすることで、「この職員は、私たちのことを真剣に考えてくれている」という信頼感が生まれ、成約へと繋がりやすくなります。
3. 見学時に「この事業所がいい」と思ってもらうためのポイント
Bさん: ヒアリングで相手のニーズを把握したら、いよいよ事業所の案内です。ここでは、ホームページやSNSでは伝えきれない「リアルな魅力」を伝えましょう。
Aさん: どんなところを見てもらえばいいですか?
Bさん:
清潔感と楽しさ: 清潔感のある共有スペースが整っていることは必須です。その上で、利用者さんの作品を飾ったり、明るいBGMを流すなど、「楽しさ」を演出しましょう。
リアルな日常: 普段の生活がイメージできるような、ありのままの日常を少しだけ見てもらいましょう。利用者さんが楽しそうに活動している風景や、職員がサポートしている様子を見てもらうことで、温かい雰囲気を伝えることができます。
利用者さんとの交流: 可能であれば、利用者さんから直接「この事業所のいいところ」を話してもらいましょう。同じ立場の方の生の声は、何よりも説得力があります。(必ず本人の同意を得てください)
Bさん: 見学は、単なる説明の場ではなく、利用希望者と「信頼関係を築く時間」です。この時間を大切にすることが、成約率を飛躍的に高めます。
Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。見学・体験利用は、ホームページやSNSで得た情報が真実であるかを確かめる大切な機会です。
Aさん: 確かに、ただの説明会ではなく、もっと相手に寄り添った対応を心がけないといけないですね。
Bさん: はい。丁寧なヒアリングと、ありのままの魅力が伝わる対応を心がけることで、利用希望者は安心して「この事業所がいい!」と決めてくれるはずです。
Aさん: 頑張ります!次回も楽しみにしています!
Bさん: ありがとうございます!次回は、既存の利用者さんからの「紹介」を増やす方法についてお話しします。どうぞお楽しみに!
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