最強バイブル :【障害福祉サービス】選ばれる事業所になるための利用者獲得術

見学・面接に繋がるホームページの秘密:『働く楽しさ』を伝える3つのポイント

見学・面接に繋がるホームページの秘密:『働く楽しさ』を伝える3つのポイント

2025年09月23日 11:47

Bさん(Help First): Aさん、こんにちは!前回のブログで、就労継続支援A型事業所の利用者獲得は「採用活動」だとお話ししましたが、いかがでしたか?


Aさん(運営者): Bさん、こんにちは!はい、さっそく、働く楽しさが伝わる写真を撮り始めました。職員にも「うちの仕事ってかっこいいじゃん!」って言われて、なんだか嬉しいです。


Bさん: 素晴らしいですね!そうやって、皆さんの事業所の魅力が伝わっていくのが理想的です。今回は、その魅力を最大限に伝えるための「ホームページの作り方」についてお話しします。


Aさん: ホームページはありますけど、ただの事業所紹介になってしまっていて…。見学や面接に繋がらないんです。


Bさん: はい、ただの紹介ではもったいないんです!就労継続支援A型事業所のホームページは、「ここで働いてみたい!」「ここでならスキルアップできそう!」と、見学者に心を動かしてもらうための、最強のツールになり得ます。今日は、そのための3つのポイントを見ていきましょう。

1. 「働く楽しさ」と「やりがい」を伝えるコンテンツ

Bさん: ホームページを訪れた人が一番知りたいのは、「どんな仕事をするのか」「その仕事にどんなやりがいがあるのか」という点です。これは、ハローワークの求人票だけでは伝えきれない、あなたの事業所の本質的な魅力です。


Aさん: どんなふうに伝えればいいですか?


Bさん:


仕事内容の具体化: ただ「軽作業」と書くのではなく、「パソコンを使ったデータ入力」「アパレル商品の検品・梱包」「農園での野菜栽培」など、具体的な仕事内容を写真や動画付きで紹介しましょう。


やりがいの可視化: 完了した製品を手に笑顔を見せる利用者さんの写真や、「お客様から感謝のメッセージをいただきました!」といったエピソードを載せることで、仕事の喜びを伝えます。


働く人々の声: 利用者さんの声や職員のメッセージを掲載しましょう。「この仕事を通して自信がつきました」といった声は、これから利用を検討する方にとって何よりも説得力があります。

2. 「安定」を伝える安心感のあるデザインと情報

Bさん: 利用を検討している方々やご家族は、賃金や勤務時間といった「安定」に関する情報をとても気にされます。ここは、雇用契約を結ぶA型ならではの、特に重要なポイントです。


Aさん: どんな情報を載せればいいですか?


Bさん:


賃金・勤務時間: 賃金の目安、勤務時間、休日、社会保険加入の有無など、働く上での基本的な情報を明確に記載しましょう。


福利厚生: 雇用保険、社会保険の加入有無、送迎サービス、昼食提供など、安心して働ける環境が整っていることを伝えます。


専門家からのメッセージ: サービス管理責任者や職業指導員など、専門的な資格を持つ職員がいれば、顔写真とメッセージを掲載しましょう。「あなたのキャリアを一緒に考えます」といったメッセージは、大きな安心感を与えます。

3. 見学・面接を促す導線の作り方

Bさん: どんなに良いホームページでも、見学や面接に繋がらなければ意味がありません。ホームページを訪れた人を、次の行動へとスムーズに誘導しましょう。


Aさん: どこに問い合わせ先を載せればいいですか?


Bさん:


分かりやすい問い合わせ先: 電話番号、問い合わせフォームを、ページの目立つ場所に、分かりやすく配置しましょう。


見学・面接の専用ページ: 「見学・面接のご案内」といった専用のページを作り、申し込みから利用開始までの流れを、ステップ形式で説明しましょう。


「まずはご相談ください」のメッセージ: 見学をためらっている方に向けて、「まずは事業所の雰囲気を見てみたい、という方も大歓迎です。お気軽にご相談ください」といったメッセージを添えることで、問い合わせへのハードルを下げることができます。


Bさん: Aさん、今日はありがとうございました。ホームページは単なる情報提供の場ではなく、利用者さんと「働く楽しさ」を共有するための、大切なツールです。


Aさん: 設備の写真ばかりでしたが、これからは働く喜びが伝わる写真をたくさん載せてみます!


Bさん: はい、ぜひ!次回は、Googleマップと同じく「働く喜び」を伝えるための「SNSやブログでの発信術」についてお話します。どうぞお楽しみに!